リースバックは比較が重要な理由

このページでは、不動産リースバックを検討していく際に、なぜ比較することが重要なのかを解説しています。

しっかり比較をし、少しでも有利な不動産売却を実現しましょう。

まずは結論から

不動産売却には大きく分けて3通りの方法があり、特にリースバックを検討する場合には「他の売却方法との比較」「取り扱う不動産会社間の比較」が非常に重要です。近年は不動産リースバックを取り扱う不動産会社が増えてきており、極端な査定というのは減っていますが、それでも未だに各不動産会社から提示される買取価格や契約条件には数百万円の幅があります。これは、不動産会社にも得意・不得意なエリアや物件があり、不動産リースバックに対する考え方(保有リスクや人件費などのコスト)に違いがあるためです。リースバックを検討する方は、はじめからリースバックのみで検討してしまう方が多いのですが、仲介や買取の金額も把握しておくことでリースバックの際の価格交渉にも当然プラスに働きます。他の売却方法での査定額を知ることには大きな意味があるのです。すでに売却方法が決まっている方も、まだ未定の方も不動産売却の全体像を把握した上で決めることで納得感や安心感が増します。ぜひ、他の売却方法との比較・不動産会社間の比較をして少しでも有利な不動産売却を実現して下さい。

リースバックと不動産仲介

リースバックと不動産買取

不動産リースバックを利用する際は、なぜ比較することが重要なのか?

ご夫婦

なぜ比較することが重要なのですか?

管理人

一言で申し上げると、不動産会社から提示される買取金額や契約条件にかなりの幅があるからです。数百万円の差が当然のように出ます。これほどの差が出るのに、あまり比較をせずに決めてしまう方も多くいます。非常にもったいないと思いませんか。

ご夫婦

そんなに幅があるなんて初めて知りました。もったいないと思いますし、なるべく良い条件で売却したいと思いました。

管理人

そうですよね。例えば私たちは普段、日常生活の中で買い物をするとき、意識無意識に関わらず「比較」をして決めています。

「今日は水曜日で〇〇町のスーパーが特売だから」とか、インターネットでの買い物であれば「今日は10日でポイントが2倍だから△△で買おう」などです。不動産の売却においても考え方は全く同じです。

ご夫婦

確かに。近所のスーパーや良く利用するインターネット通販の特売日は頭に入っています。

管理人

そうですよね。普段のお買い物では比較をして決めているのに、いざご自宅の売却となると小難しくてよく分からないという理由で、あまり比較検討をせずに決めてしまい、後から後悔される方が少なくありません。本来、不動産は高額ですからなおさらよく検討する必要があるにも関わらずです。

ご夫婦

その通りだと思います。良く分からないので、なんとなく対応が良い会社さんや一生懸命やってくれそうな担当者さんにお願いしてしまいそうです。

管理人

はい。もちろん対応が良い会社で一生懸命やってくれる担当者さんというのは前提条件ですがご自宅の売却、特にリースバックの利用にあたっては買取金額や契約条件が最重要なはずです。

ご夫婦

そうですね。いくら対応が良くて一生懸命やって下さっても、やはり買取金額や契約条件が良い会社さんにお願いしたいというのが本音です。

管理人

そうですよね。不動産の売却では「どういう方法で売却するか」「どこの会社で売却するか」によって、金額や契約条件はかなり変わってきます。ここまでは普段のお買い物と同じです。異なるのは、不動産の場合その金額の違いが高額になることです。

ご夫婦

もともとが高額ですもんね。なんだか無知だと買い叩かれてしまいそうで少し怖いです。

管理人

そうですね。毎日ご相談をお受けする中で、そのようなお声はたくさん頂きます。例えば通常の不動産売却(仲介)であれば、提示された査定価格を元に、担当者と打ち合わせをして売り出し価格を決めます。あくまでも売り出し価格を決めるのは所有者(売主)であり、一部の悪質な会社を除けば、そこまで大きな差はありません。地域に詳しく一生懸命やってくれそうな人を選べば問題ないと思います。ところが、不動産リースバックの場合は異なります。

ご夫婦

どう違うんですか?

管理人

はい。不動産会社が物件を買取り、その後賃貸で借りますので、買い取る不動産会社の得意・不得意や考え方が買取金額や家賃などの契約条件に影響します。

ご夫婦

なるほど。仲介で一般の方に売却する場合と比べると、相場というのが曖昧なために買取価格や契約条件に幅が出てしまうんですね。

管理人

その通りです。また不動産リースバックは近年、取り扱いを始める不動産会社が増えてきている未だ発展中のサービスです。以前は不動産リースバックを取り扱う会社が少なかったために、良い条件で成約することが難しいケースが多くありました。ところがここ2~3年で不動産リースバックを取り扱う会社が増えてきたことで、きちんとした競争原理が働くようになり、しっかり比較検討すれば良い条件で成約できるようになってきています。

ご夫婦

なるほど。そういう理由であれば時間の許す限り、しっかり比較検討をして決めたいです。

ただ、あまり時間もないので最小の労力で私たちに合った不動産会社さんを見つけられると良いなと思います。

管理人

はい。このような理由から、不動産リースバックを利用する際はしっかり比較検討し、良い条件での成約を目指すことを当サイトではおすすめしています。査定については、当サイトでは【おまとめ査定】をおすすめしています。一度のお申込みで、【仲介・買取・リースバックの査定額と諸費用】が【大手から中小まで最大5社】分かります。利用されたお客様からは最小の労力で最善の売却ができたとおっしゃって頂けることも多く、是非、お気軽にご利用頂ければと思います。

ご夫婦

ありがとうございます。何度も同じ個人情報を入力して対応するのも面倒だと感じていましたし、まずはおまとめ査定で査定を取ってみたいと思います。

管理人

ご不明点がございましたら【無料事前相談】も行っておりますのでお電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

ではどうやって比較するか?ですが具体的には下記2点を比較しましょう。

ご自宅を売却するにあたり、比較すること

①どういう方法で売却するか

②どこの会社で売却するか

管理人

詳しく見ていきましょう。

①どういう方法で売却するか

管理人

何らかの事情で早急にまとまったお金が必要になり、自宅を売却して資金を作ることに決めたが、どうしたら一番良いのか分からない・・という方は多いです。不動産の売却は普段の買い物と違い、日常的に行うことではありませんから当然です。

ご夫婦

確かに。今回、調べるまでは全然分かりませんでした。

管理人

はい。毎日ご相談をお受けしてますが、ほとんどの方がそのようにおっしゃいますよ。ですのでご安心下さい。不動産(自宅)を売却することになった場合、大きく分けると3つの方法があります。

自宅を売却する3つの方法

仲介で売却する

不動産会社に広告宣伝などの営業活動を一任し、お客さんを見つけてもらい一般の方に売却する方法

買取で売却する

不動産会社に自宅を買い取ってもらい売却する方法

リースバックで売却する

不動産会社に自宅を買い取ってもらうと同時に、買い取ってもらった不動産会社と賃貸借契約を結び自宅に住み続ける方法。リースバックでは、数年後に資金が貯まった際に、自宅を再購入することも可能です。

管理人

この中から比較検討をして決めます。それぞれにメリット・デメリットがあり詳細は別ページで詳しく解説しているので割愛しますが、まずは事前相談をしたり、簡易査定を取ったりして判断材料を集めて比較検討しましょう。

メリットデメリット
仲介・一番高く売れる・いついくらで売れるかは分からない

・仲介手数料がかかる

・転居(引っ越し)が必要

・再購入はできない
買取・早く売れる(2週間から1ヵ月)・仲介に比べ買取金額は低くなる

・転居(引っ越し)が必要

・再購入は出来ない
リースバック・早く売れる(2週間から1ヵ月)

・自宅に住み続けられる

・任意のタイミングで再購入できる
(しなくても良い)
・仲介に比べ買取金額は低くなる

・家賃が相場より割高になる可能性がある

管理人

おおよそ上記のようなメリット・デメリットがあります。通常、売却を急いでいない場合は「仲介」を選択するのが一般的です。不動産会社の査定価格を元に売り出し価格を決め、一般の方に売却する方法です。

ご夫婦

なるほど。高く売却したいとは思っていますが、私たちはもう高齢なのでできれば今の住み慣れたマンションに住みたいと思っています。ひとまずおまとめ査定を取ってから比較検討したいと思います。

管理人

そうですね。それが良いと思います。一ヶ月程度でまとまった資金が必要になった等、何らかの事情がある場合には「買取」または「リースバック」を検討します。買取とリースバックの違いは「自宅に住み続けられるか」「再購入はできるか」です。

ご夫婦

一番高く売れる仲介の金額も気になりますが、買取とリースバックの金額の違いも気になります。「自宅に住み続けられる・再購入できる」権利の値段がおいくらくらいなのか・・

管理人

そうですね。そのようなご認識で【おまとめ査定】を取って頂ければ、一目瞭然のかたちで査定額や諸費用が最大5社まで分かりますので便利さをご実感頂けるかと思います。

ご夫婦

良かったです。なんだかおまとめ査定を取るのが楽しみになってきました。

管理人

ありがとうございます。一時的に資金が必要になったので自宅を売却するが、今まで住んできた自宅には愛着があるし住み続けたい、資金に余裕ができたら自宅を再購入することも視野に入れておきたいという考えがある場合は、リースバックを検討しましょう。リースバックの場合の買取金額は、買取と同じくらいかやや低いことが多いです。

ご夫婦

なるほど。金額や差額をしっかり確認してから判断したいと思います。

最初は仲介で売却しようと思っていたが、買取やリースバックの査定も取って検討したら諸費用込みの総額では思っていたよりも差額が大きくなかった。この金額でリースバックが利用できるならリースバックにしようという方が案外多いです。

そう、仲介で売却する場合には当然仲介手数料が発生するんですね。例えば、仲介とリースバックの差額が250万円だったが、仲介の場合は100万円の仲介手数料がかかるので、その点を考えると差額は150万円。

家賃がネックだったが交渉して相場並みの金額にしてもらうことができた。

この条件で「自宅に住み続けられる」「好きなタイミングで再購入できる」などのメリットが手に入るならリースバックを選択しようという判断です。

このような判断も同じ条件で査定を取ってみないと出すことができません。

どの方法で売却するにしても他の売却方法での査定金額を知ることには、大きな意味があるのです。

リースバックと不動産仲介

リースバックと不動産買取

②どこの会社で売却するか

管理人

どの方法で売却するかが決まったら、どこの会社で売却するかを決めます。

ご夫婦

おまとめ査定を参考にする感じでしょうか。

管理人

そうですね。仲介で売却する場合には、それほど会社間の違いはありませんが、買取やリースバックで売却する場合には必ず複数社の査定を取って比較をしましょう。リースバックは最近本格化してきたサービスのため、取り扱う不動産会社の得意・不得意や考え方により査定金額にかなりの幅があります。それらを比較せずに決めてしまうのは危険ですし、もったいないです。人生の中で重大な決断をする時、例えば怪我や病気で治療をする時にセカンドオピニオンを参考にするイメージです。

ご夫婦

なるほど。やはり比較検討することが重要なんだなと思います。

査定額大手A社大手B社中堅C社中堅D社地域密着E社
仲介〇〇万円〇〇万円〇〇万円〇〇万円〇〇万円
買取△△万円△△万円△△万円△△万円△△万円
リースバック××万円××万円××万円××万円××万円
初期費用大手A社大手B社中堅C社中堅D社地域密着E社
仲介〇〇万円〇〇万円〇〇万円〇〇万円〇〇万円
買取△△万円△△万円△△万円△△万円△△万円
リースバック××万円××万円××万円××万円××万円
管理人

これは当サイトでおすすめしている【おまとめ査定】の一例ですが、査定を取るとこのように一目瞭然となります。

ご夫婦

すっきりしていて見やすいですね。

管理人

ありがとうございます。1社ずつ査定の申し込みをすると、何度も同じ個人情報や物件データを入力するのが手間ですし、査定申し込み後に時間差で送られてくる査定結果に対応するのも大変です。同じ条件の下で「売却方法による違い」「不動産会社間の違い」がすぐ分かる査定が理想的ですね。

ご夫婦

なるほど。今日は、自宅の売却に際して比較をすることの大事さが良く分かりました。ひとまずおまとめ査定を取ってみて、また分からないことが出てくるかと思いますので、その時はご相談させて下さい。

管理人

ご不明点がございましたら、お電話やメールなどで【無料事前相談】も行っておりますのでお気軽にご相談下さい。中立の立場で忖度のないアドバイスをさせて頂きます。

本日は、ありがとうございました。

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