【2023年最新】検討者向け 不動産リースバックを利用する7つのメリット

不動産リースバックを利用しようとしている方向けに、不動産リースバックのメリットを解説しています。

不動産リースバックのメリット・デメリットを把握した上で、利用するかどうかの判断材料にしましょう。

まずは結論から~不動産リースバックのメリット7つ~

ご夫婦

不動産リースバックのメリットについて教えてください。

管理人

はい。不動産リースバックには大きく分けて以下のような7つのメリットがあります。

リースバック7つのメリット

①まとまった資金を1か月程度の短期間で得ることができる

②利用するための条件が比較的緩い

③自宅を売却しても、そのまま住み続けることができる

④将来、再購入することも可能

⑤引っ越し費用などは一切不要

⑥固定資産税や火災保険料の支払いは不要になる

⑦誰にも知られずに売却することができる

管理人

では一つづつ詳しく見ていきましょう。なお、不動産リースバックのデメリットについては下記の記事で詳しく解説していますので参考にして下さい。

【2023年最新】不動産リースバック 2つのデメリット

①まとまった資金を1ヵ月程度の短期間で得ることができる。 

管理人

自宅を売却することになった場合、通常は不動産会社に売却の依頼をする方が多いと思います(仲介といいます。)依頼された不動産会社は物件を広告サイトに掲載したり、チラシを作成して配布したりといった広告活動をします。

ご夫婦

でも仲介だとなかなか希望通りに売れなかったりすることも多いと聞きましたが。

管理人

そうですね。値下げ交渉が入って希望額で売れなかったり、ものすごく時間が掛かってしまうこともあります。広告をして、早期に買主が見つかれば良いのですが必ずしもすぐに買主が見つかるとは限りません。売り出してから1年以上経っても売れないケースもあります。これに対して不動産リースバックでは、不動産会社が買い取りますので早期にまとまった資金を得ることができます。

ご夫婦

なるほど。でもリースバックだと買取価格は下がってしまいますよね。

管理人

はい。そうですね。不動産会社にも貸し先が限定されてしまうなどのデメリットがありますので、仲介で売却する場合と比べると買取価格(売却価格)は低くなります。

また、不動産会社にも得意・不得意な物件があり、買取価格や契約条件にはかなりの差があります。

ご夫婦

なるほど。私たちは早めに資金が必要なので、リースバックかなあ。不動産買取も気になっていますが、長年住み慣れた自宅に住み続けたいという希望がありまして。リバースモーゲージや不動産担保ローンは条件が厳しく利用できないと言われました。

管理人

そうですね。1ヶ月程度でご自宅を確実に売却できる点では、不動産買取も同じですがご自宅に住み続けたいというご希望を考えるとリースバックが良いと思います。リバースモーゲージや不動産担保ローンについては利用条件が厳しく、お客さまのように最初は検討したが利用できずにリースバックを利用する方は多いですよ。

ご夫婦

そうなんですね。私たちと同じような状況の方たちがリースバックを利用していると聞いてなんだか少し安心しました。

管理人

はい。ただリースバックを利用するにあたっては不動産会社によって買取金額はもちろん家賃やその他の契約条件にかなり幅がありますので、必ず複数社の査定を取って比較検討して下さい。当サイトでおすすめしている【おまとめ査定】では、仲介・買取・リースバックでの査定額が最大5社まで一目で分かります。さらにかかる諸費用も売却方法によって異なってきますが、これらも分かりますので良い判断材料にして頂けるかと思います。

ご夫婦

ありがとうございます。あまり時間もない中、最小の労力で私たちに合った不動産会社さんを見つけたいと思っていたので助かります。

【2023年最新】不動産リースバックの利用状況や今後は?どんな人が利用しているの?

まとめ

・なんらかの事情で早期にまとまった資金が必要になった→ 不動産リースバックの検討を続けましょう

・早期に売却できるに越したことはないが、急いでいるわけではない→ 仲介や買取も含めて検討すべき

不動産リースバックを検討する場合、不動産会社によって買取価格や契約条件に差があるので、必ず複数社から見積もりを取り納得できる不動産会社と契約する

リースバックと不動産仲介

リースバックと不動産買取

他サービスとの比較

②利用するための条件が比較的緩い

管理人

不動産リースバックは、リバースモーゲージや不動産担保ローンと比べて利用するための条件は比較的緩いです。最初はリバースモーゲージや不動産担保ローンを利用しようと思ったが、年齢や所得、その他様々な条件があり審査に通らず、不動産リースバックを利用する方は非常に多いです。

ご夫婦

まさに私たちもそうでした。

管理人

はい。リースバック利用にあたっての望ましい条件は、売却金額で住宅ローン(抵当権)が抹消できることくらいです。売却価格は査定を取ってみないと分かりませんが、思ったより金額が低く住宅ローンの完済が難しいとなった場合でも相談には乗ってもらえます。いざ資金を調達する必要に迫られて利用しようと思っても、制限が厳しすぎて利用できなくては意味がありません。

まとめ

リバースモーゲージや不動産担保ローンと比べて、利用できる可能性が格段に高い点は大きなメリットといえます。

リースバックとリバースモーゲージ

リースバックと不動産担保ローン

③自宅を売却しても、そのまま住み続けることができる

ご夫婦

私たちはもう年なので引っ越しをしてまた新しい環境で生活を始めるということは考えておらず、長年住み慣れた自宅に住み続けたいと思っていますのでこれは必須ですね。

管理人

はい。お引越しをして新しい環境での生活となると大変ですからね。自宅を売却した場合、当然引っ越しが必要になります。しかし不動産リースバックでは売買契約と同時に賃貸借契約を結びますので、自宅にそのまま住み続けることができます。

まとめ

リースバックは「資金が必要になったので自宅は売却する。でも今のまま自宅に住み続けたい」という希望がある方が利用するサービスということになります。逆に、他の売却方法(仲介または買取)では引っ越しが必要になります。

④将来的に売却した自宅を再購入することも可能

ご夫婦

お金に余裕ができたら再購入することもできると聞いたのですが。

管理人

はい。売買契約時に、再購入の特約を入れてもらうことで資金に余裕ができたら自宅を再購入することも可能です。ただし、全ての不動産会社が再購入に対応しているわけではありません。こういった契約条件については買取価格や家賃などと併せて相談し、総合的に判断することが大切です。

まとめ

上記①~④までが不動産リースバックの大きなメリットになります。

ここまでで魅力を感じる方は不動産リースバックを引き続き検討しましょう。そこまで魅力を感じないという方は仲介など他の不動産売却方法を検討すべきだと思います。

リースバックと不動産仲介

リースバックと不動産買取

他サービスとの比較

⑤引っ越し費用などは一切不要

管理人

不動産リースバックは売却と同時に賃貸借契約を結びます。そのまま自宅に住み続けられますので引っ越し費用などは一切不要です。

⑥固定資産税などの支払いはなくなる

管理人

所有者ではなくなるため、固定資産税や自宅に掛けていた火災保険料などの支払いはなくなります。マンションの場合は管理費や修繕積立金についても今後は新所有者である不動産会社が支払うことになります。

ご夫婦

なるほど。買取金額が多少低くなるのは、こういった支払いが発生するからなんですね。

管理人

そうですね。他にも新しく物件を管理していく業務が不動産会社側に発生するなどがあります。所有に伴い発生するコストや人件費分が買取価格に影響することは否めません。

ご夫婦

なるほど。自宅に住み続けられるだけでなく、そういった費用も負担してもらうことになるんですね。私たちの希望を聞いてもらうことになるので多少下がってしまうのは仕方がないかなと納得しました。

⑦誰にも知られずに売却することができる

管理人

通常の不動産売却ですと、不動産会社が広告活動をしますので家族やご近所に売却活動をしていることが知られてしまいます。また、内見の予約が入るたびに対応に追われたりといったことも考えられますが、不動産リースバックでは不動産会社が買取をしますので周囲に知られたり煩わしい対応を迫られたりといったことはありません。意外に思われるかもしれませんが、この点を気にされて不動産リースバックに決める方は多い印象です。

ご夫婦

私たちはもう年なので、そういった対応はなるべくなら避けたいなと思っていました。今日ご相談させて頂いて、現時点での疑問が解決しましたので【おまとめ査定】を取ってみようと思います。またご相談させてください。

管理人

はい。査定を取って比較検討されるのが良いと思います。また不明点がございましたらお電話やメールなどで、お気軽に【無料事前相談】をご利用頂ければと思います。本日は、ありがとうございました。

まとめ

不動産リースバックのメリットは大きくは以上の7つですが、どの売却方法にもそれぞれメリット・デメリットがあり不動産リースバックにももちろんデメリットはあります。不動産リースバックのデメリットについては別ページで詳しく解説していますのでここでは割愛します。

それぞれの不動産売却方法のメリット・デメリットを把握した上で最適な売却方法を選択し、少しでも有利な不動産売却を実現しましょう。

【2023年最新】不動産リースバック 2つのデメリット

【2023年最新】不動産リースバックのよくある質問